いつもアガリスクエンターテイメントをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
本日10月1日(土)をもちまして、かねてより本人が告知していた通り、熊谷有芳が休団いたします。演劇活動をしばらく休止するということで、劇団の活動・俳優業・スタッフ業ともにお休みとなります。
熊谷有芳とは『時をかける稽古場』初演のオーディションに来てくれたときに出会い、あまりに殺気を放っていたのが面白すぎて同作の「ストイック役者・クマガイ」役として出演してもらい、以降8年間、劇団に加入してからも6年以上にわたり共に作品を創作してきました。
俳優としても、衣装スタッフとしても、それ以外の劇団活動でも、とてもアグレッシブで積極的で、アガリスクのエンジンの一つとしてかなりの出力を放ってくれたメンバーです。
なので惜しい気持ちや寂しい気持ちも勿論ありますが、本人の人生の選択を応援したいですし、「休みやすい／戻りやすい集団」でありたい気持ちもあるので（なにせずっと劇団続けていきたいので）、ここは「お疲れ！」「また！」と送り出そうと思います。
基本的には俳優・スタッフ業問わず休止する方針のようですが、「単発の面白いことには絡んでいきたいかも…」とのことですので、何かありましたら宜しくお願いします。クマガイ先生の次回作にご期待下さい！
また、奇しくも同じタイミングの発表となりましたが、俳優・古谷蓮がアガリスクエンターテイメントに加入いたしました。
古谷蓮とは『いざ、生徒総会』初演のオーディションに来てくれたときに出会い、とても大変な初演の立ち上げを一緒に行ってもらった後、同作の再演やスピンオフのラジオドラマなどを創作。その後は、特に何の先輩後輩でも劇団員でもないのになんとなく動向を気にし続ける期を経て、今年の『ナイゲン(2022年版)』『SHINE SHOW!』と連続で創作を共にしました。
そして本人からも加入の意思を伝えてもらったのを受けて、これからは劇団員として一緒に演劇活動を行うことになりました。
明るく、活発で、面倒くさくない若い男性俳優、というアガリスクエンターテイメントにはないキャラクターを武器に、共に新しい作品を作って行けたらと思います。応援よろしくお願いします。
休団や新規加入などの変化はありますが、アガリスクエンターテイメントでは引き続き面白いコメディの創作に励んでいきます。
現状、来年3月のショーケース参加作品『令和5年の廃刀令』にとどまらず、まだ発表できない楽しげな企画がかつてないほど溜まっている状態です。
これからもご支援・ご愛顧のほど、何卒宜しくお願いします。
アガリスクエンターテイメント主宰 冨坂友
熊谷有芳よりご挨拶
こんにちは、熊谷有芳です。
本日付で劇団をお休みすることになりました。
併せて、俳優活動も休業します。
こう書くと、「衣装はやるのか？」と聞かれることもしばしばありましたが、基本的にはやりません。
今後、劇団と一切関わりを持たなくなるわけではありませんし、俳優業も一瞬だけ何かやる可能性もありますし、衣装も協力する場面もあるでしょうし、全て「基本的には」です。
スパッと辞めるわけでもないし、復帰のタイミングも決めていなくて、今後について断言するつもりはありません。ちらっと顔や名前を見かけた時には、温かく見守ってやってください。
劇団をお休みする理由の一つに、わたしが自分の人生に求めるものがあります。このままのルートを歩み続けても、それは得られません。そのために、今は少し回り道をしたいと思います。別の道を歩んで、また元気に演劇界に戻ってきたいというのが、現状の展望です。
とは言え、永久に別のルートを進み続ける可能性もあるので、ここで一旦のお別れを述べさせてください。
アガリスクに関わって8年半。メンバーになって6年と10ヶ月。『ナイゲン』を観た後にオーディションを受けたことも、『ナイゲン(全国版)』の時に演出助手に立候補して劇団に加わったことも、熊谷有芳にとって至上の英断でした。とても勇気のいる行動だったし、やる気も死ぬほどあった。そんな若く熱い自分を「よしよし」としてやりたいですし、迎えてくれたアガリスクエンターテイメントには改めて感謝申し上げます。
そして、アガリスクで出会った全ての俳優・スタッフ・関係者の皆様も、本当にありがとうございました。
最後に、アガリスクを応援してくださるお客様へ。劇場に足をお運びいただき、あるいは配信やDVDでご覧いただき、ありがとうございました。この劇団を通じて、とても多くのお客様と出会えました。鳥肌が立つような笑い声や拍手、時には泣き声。さまざまな反応をいただき、ともにコメディを作れたことに感謝いたします。
アガリスクはこれからも面白いコメディを作っていきますので、引き続き応援よろしくお願いします！
それではみなさま、さようなら！
また会う日まで。
熊谷有芳
古谷蓮よりご挨拶
これからアガリスクを知る方も、今までを知っている方にも、更に楽しんで頂けるよう精一杯頑張る所存です。
アガリスクエンターテイメントの一ファンであり、劇団員になる事は僕の夢の一つでもありました。夢は心から望めば叶うと言うことを体現できたので、これからはアガリスクエンターテイメントの一員として、そして個人としても１つずつ夢を叶えていけるよう、真摯にお芝居に向き合っていきたいです。
応援のほどよろしくお願い致します。
古谷蓮