あけましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になりました。
1月にfilamentzとの合同公演『国府台ダブルス(『いざ、生徒総会』再演/『卒業式、実行』再演)を大々的に行い、『かげきはたちのいるところ』は舞台での公演を延期し、「最高に楽しい延期をしよう」を合言葉に様々な創作を行いました。
劇団として初めてのクラウドファンディングを実施し、おかげさまで沢山の方々にご支援を賜り、目標を達成する運びとなりました。誠にありがとうございました。
劇場で演劇ができなくなってからは、冨坂が『12人の優しい日本人 を読む会」に呼ばれたり、その影響でアガリスクでも『ナイゲン(朗読版)』をやりたくなったり、『Send The Theater』では劇場からの無観客生配信に挑戦。
夏からはとうとう『かげきはたちのいるところ』ドラマ版の創作を開始し、10月から毎月公開する。そんな一年でした。
直接皆さまとお会いする機会が少ない年でしたが、どの作品も、皆様がいるから作れた作品だったと思います。有形無形の応援、誠にありがとうございました。
2021年は、延期した『かげきはたちのいるところ』の劇場での公演に向けて動きます。クラウドファンディングのおかげでさらに関西公演までも可能になりました。
情勢を気にしつつ、皆様になるべく安心していただける形で、直接、演劇を届けていきます。
その他にも、今年の経験を活かしたWEB上での活動も行うと思います。
それらの橋渡しとして、今まで劇場でお客様と培ったご縁をきちんと繋いでいく活動も始めます(下記「お知らせ1」をご覧ください)。
今年もいろいろなことがあると思いますが、アガリスクエンターテイメントは、出来る限り出来る形で皆様に娯楽を届けていきます。
今年も応援のほど宜しくお願い申し上げます。
アガリスクエンターテイメント 劇団員一同
メンバーより新年のご挨拶
冨坂友
あけましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりました。…というお決まりの文言の意味も違って聞こえるような2020年でした。
世界中が混乱し、社会活動が止まったり動いたりを繰り返し、エンターテイメントもピンチになり、劇団的には『かげきはたちのいるところ』の舞台公演を延期しました。
ただ、こんなことを言うと申し訳ないのですが、私冨坂としてはそんなに嫌な年じゃありませんでした。
もちろん、世界中で大打撃を受けた方には同情してしまうし、自身も経済的に打撃があったり仕事がなかったりしたのですが、それ以外の面白い経験や新しい勉強の機会を得た一年だったからです。
まさかと思う方々と一緒に演劇を作ったり、いつもの皆とは新しい創作を始めたり。人生で一番たくさん演劇をした2019年に負けず劣らず、創作に打ち込んだ年になりました。
そして、そんな舞台以外の活動に邁進できたのは、(逆説的ですが)今まで舞台で見てくれた皆さまの姿がなんとなく想像できた、想定できたからだと思います。
本当に誰も見てくれる気がしなけりゃ、リモート演劇も映像作品もやり始められないですからね。
そんなわけで、舞台以外での活動を見てくれた方にも、見なかった方にも、2020年のお礼を申し上げる所存です。
さて、2021年ですが。そろそろ劇場で、お客様と対面する形での演劇をやっていこうと思います。世の中は前には戻らないかもしれないけど、それならば2020年に培った知見で、2021年なりの作品の届け方をしていきたいと思います。
すいません、フワッとした物言いしちゃいました。要するに
・『かげきはたちのいるところ』を劇場でやります!
・たぶん配信もします!
・配信するなら、「それによって総視聴者数増えたね」を目指します!
ということです。ほかにも、映像の撮影と編集を覚えたので、ちょこちょこ作って公開して行くと思います。
今年もアガリスクをよろしくお願いいたします。
淺越岳人
不要不急で密で騒がしい、新しくもない非日常。ネタと笑い声のコールアンドレスポンスにこだわりつつ、今年もサバイブします。良ければご一緒しましょう。
伊藤圭太
本年もよろしくお願いします。
榎並夕起
昨年は大変お世話になりました。ありがとうございます。例年以上に皆様の暖かさを感じる一年でした。本当にありがとうございます。
世界中が大変なことになって大規模な自粛期間があって個人的には生まれて初めての経験をいっぱいした年でした。
悩んだり泣いたり悔しかったりすることもいっぱいあったけど、その分今までしたことがない、そしてこれからの糧になる経験もたくさんできたと思っています。
応援してくださっている皆様がいるからお芝居ができる、創り続けられる環境があるんだ、と改めて感じました。
今年はどんな年になるのか分からないけど、最高に楽しい延期をした『かげきはたちのいるところ』をがんばりたいと思います。
今年もよろしくお願い致します!
鹿島ゆきこ
昨年はお世話になりました。本当に、大変な1年でしたね。
かげきはたちは公演中止しましたが、クラウドファンディングや応援を頂き、すごく助けられました。
ドラマ版を作る力になりました。
生活がガラリと変わってしんどい思いをしている方が多くいらっしゃると思います。
そんな時にアガリスクが力になって皆様に少しずつお返しできるといいなと、思います。
本年もよろしくお願いいたします。
熊谷有芳
2021年!
新しい、大きな一歩を踏み出すために、
置き去りにできない2020年。
皆さんはどんな年でしたか?
わたしはね、消してしまいたいくらい辛い一年でした。
でも絶対に忘れられなくて、自分の気持ちは誤魔化せねぇぞ!というこの10ヶ月あまり。
もしかしたらこの状態があと10年続く可能性だってある。
その時に、演劇は不要か?必要か?
そんなことを問いながらどうにか折り合いをつけていくのかな。
今年は、もう辛い顔はしたくないなと思います。
みんなで一緒に、ギリギリでも笑って楽しく生きていたい。
自分のことだけじゃなくて、未来へ希望を繋ぎたい。
自分だけの人生で100年も生きられない(100才までは生きたい欲張りなのだ)から、
34歳になる今年、そういう欲望と本能を押し殺さずに生きたい。
人間だもの。
心と体をヘルシーに。
世界を見渡してみようね。
一年後にまたおめでとうを言うために。
今年もよろしくお願いします!
塩原俊之
昨年は、自分が演劇を始めてから約15年の中で一番舞台に立たなかった年となりました。演劇の創作過程というのは精神的にも肉体的にも(そして金銭的にも)厳しいものですが、それでも本番という板の上に立ち作品を通し皆様と共有出来る時間と空間があったからこそ続けられていましたし、その機会を失った喪失感はとにかく大きなものでした。が、今年はそんな状況の中でもどうにか、力強く生き抜く道を諦めずに探して行きたいと思います。皆様とどうかまた演劇を通して大切な時間と空間を共有できますように。今年も一緒に頑張りましょう。本年も宜しくお願い致します!
津和野諒
昨年はそれぞれが大変な状況にある中、クラウドファンディングでのご支援や各企画のご視聴、温かいお言葉などをいただきまして本当にありがとうございました。15周年記念興行『かげきはたちのいるところ』のバトンを2020年から2021年に渡すことが出来たのはひとえに皆様のおかげです。
未だ先の見通しもままならぬ時世ではありますが、最高に楽しい延期をより一層楽しくしていく所存ですので、本年も何卒よろしくお願いいたします!
前田友里子
昨年に続き激動の一年になるとは思いますが、舞台だろうが映像であろうがその他の媒体であろうが、これからも我々は挑戦していきます!
個人としても昨年に引き続き客演やボツネタラジオ、ワークショップなど精力的に俳優活動を続けていきたいと思います!
皆様今年も何卒宜しくお願いします。
矢吹ジャンプ
昨年は世界的にとんでもない年で、それは今年もまだ続いていきそうな先の見えない状況ですが、それでもなんやかんやと活動できているのは一重に応援してくださる皆様のおかげです。それに報いるためにも、できることを頑張っていこうと思います。今年もよろしくお願いします!
佐伯凛果
昨日仕事納めをして元旦から仕事始めのためお正月を感じないままのため同じ方がいたら握手したいです、そうでない方はお正月を堪能していただきたいです。
昨年は舞台が観れない日々が続きました。なくても生きてはいけますがあの劇場の独特な雰囲気、印象的に残る物語、新しい役者に思いを馳せてはこのご時世だからなと意気消沈するのみでした。
また劇団としてはお客さんにそれを提供できないというのも本当に悲しいですがクラウドファンディングを行い公演楽しみにしてくださってる方がたくさんいるこが身に沁みて感じ嬉しさでいっぱいです。
本当にいつもアガリスクを支えてくれているみなさん、ありがとうございます。
前の状態に戻る、のはまだ難しいかもしれませんが日常に演劇が戻ってくる日々が早く来ることを祈っています。
早くアガリスクの舞台をみなさんにお届けできるよう頑張ります!
今年も何卒宜しくお願い致します。
お知らせ1:メルマガをリニューアル、「Aga-zine」創刊!
今までお送りしていたアガリスクラブメールが、2021年2月から『Aga-zine』になります。
毎月1日と15日の月2回、各種情報のほか、ここでしか読めないコンテンツを連載します。
おしらせ2:プロフィール写真更新しました。
毎度お馴染み、プロフィール写真を2021年仕様に更新しました。
石澤知絵子さんに素敵な写真を撮っていただいたので、良かったら見てみてください。